
「唇に触れる中で最高の器」と漆器作家の野田とし子氏は語ります。 英語で「japanese」と訳される漆器は、日本の食文化と切り離せないものでした。 そんな、漆器づくりを南足柄で行っている野田とし子氏にインタビューをしました。
「唇に触れる中で最高の器」南足柄の漆器作家
「唇に触れる中で最高の器」と漆器作家の野田とし子氏は語ります。 英語で「japanese」と訳される漆器は、日本の食文化と切り離せないものでした。 そんな、漆器づくりを南足柄で行っている野田とし子氏にインタビューをしました。

南足柄の山の中で漆器作家の野田とし子氏は制作を行っています。 野田氏は、漆作家の野田行作氏と出会い漆の魅力に惹かれます。 行作氏に嫁ぎ働き手としても手伝いに励みました。行作氏が亡くなってからも、仕事を引き継ぎ、伝統的な漆器工芸品を作ることへの情熱を追求し続けてきました。

現代の日本では、グローバル化の影響を受けて、木や漆器の工芸品は日常生活から徐々に姿を消してきました。時代の流れの中で野田とし子氏は、日常使いができる漆器工芸品を目指し、伝統を守っています。 特に、スプーンやボウルなど、幼い子供たちでも使え、口触りがよく、使いやすい道具を作成しています。

そんな野田氏へ、フランス出身で日本の文化を発信する映像作家平澤義大氏がインタビューを行いました。 漆器の作成工程、野田氏の想いとは。